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京福バス株式会社のアクションプラン

2021.12.03

 京福バス株式会社では、地域やお客様に気持ちよくご利用いただくため、「アクションプラン」として、バス車両の清掃だけではなくバス停周辺の清掃活動や、地域の皆様へのあいさつ運動を行っています。

 きれいなまちづくり、従業員自身の育成も目的の一つですが、
朝の声掛け運動をすることで、地域住民同士の距離を近くに感じていただき、より安全を感じてもらえるようなまちづくりに貢献したいという思いで活動を続けています。

福井駅西口 ロータリー広場の清掃 (2021年9月16日(木)実施)
ショッピングシティベル前でのあいさつ活動(2020年2月19日(水))

「フジバカマ」京都府絶滅寸前種の保全・啓発活動

2021.10.15

2021年10月2日(土)~10日(日)、開花を迎えたフジバカマを嵐電の北野線全駅に展示しました。

同年5月から地域住民の皆様、立命館大学教職員・学生、京福電鉄の社員が連携して取り組んできた「嵐電沿線フジバカマプロジェクト」。

ここまでフジバカマが成長するまで、立命館大学の教職員や学生たちが夏休み期間中も、水やりや病気のケアなど日々のお世話をしてくれました。

10月2日(土)、地域の皆様も参加し、フジバカマをトラックに積んで衣笠キャンパスから北野線各駅に搬出・展示する作業を行いました。

 (北野線各駅へ搬出されるフジバカマ/立命館大学衣笠キャンパス)


(どこに置けばお客様に気づいてもらえるか、綺麗に展示できるか学生も思案中/北野白梅町駅)

フジバカマは川沿いや湿地帯を好み、地植えするにはお世話が大変なこともあって、今回は期間限定でプランターを使った展示という方法をとりました。

ただ、同北野線の「宇多野駅」「妙心寺駅」の上りホームには、試験的に地植えを試しているフジバカマもあります。
これからの成長をあたたかく見守っていただけると幸いです。


(テレビ放送や新聞記事の取材)

「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅」では、フジバカマ設置後しばらくすると、どこからかアサギマダラがひらひらと飛んできました。

~アサギマダラが飛来するまちづくり~をサブテーマと定めていたチーム一同、歓声をあげたのは言うまでもありません。

まちの景色を自分たちの手で変えていく、そんな体験を地元の学生・地域の皆様と共有できるプロジェクトにしていきたいと考えています。


(等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅にやってきたアサギマダラ)

期間中、今回のエコプランターに使用した消防ホースを提供いただいた右京消防署にもフジバカマを展示していただきました。

(エコプランターの素材、消防ホースを提供いただいた右京消防署にも展示)

京都バス株式会社 近畿運輸局「交通関係環境保全優良事業者等表彰」を受彰

2021.09.07

 近畿運輸局は、二酸化炭素排出量の削減など、交通に関する環境改善への取り組みの成果が顕著であると認められた事業者等に対して「交通関係環境保全優良事業者等表彰」を行っています。今年度この表彰を、八尾市グリーン交通・配送推進協議会とともに、京都バス株式会社が受彰しました。

 京都バス㈱は、多くの観光客が京都を訪れる秋の紅葉シーズン(11月)に、国際会館・八瀬など鉄道と路線バスとの結節点を活用し、道路が渋滞する市内中心部は鉄道利用、結節点から先のエリアはバス利用を告知・運用し、渋滞による長時間の低速走行やアイドリングを回避することにより、バス車両の燃費を2018年11月比で、2019年11月は約3%、2020年11月は約4%改善するなどしました。

 また、ハイブリッド車両の継続的な導入も進め、2021年9月現在で保有車両数110両のうち9両をハイブリッド車両とし、今後もハイブリッド車両等の電動車両を順次導入する方針です。

 なお同社は、こうした取組で2020年12月、京都市より「京都市事業者排出量削減計画書制度における特別優良事業者表彰」を受彰しています。

 ※なお本件に関する近畿運輸局の報道用資料はこちらをご参照ください。

京都府の絶滅寸前種「フジバカマ」を挿し芽で増やそう!

2021.07.17

 「秋の七草」のひとつで、万葉集や源氏物語をはじめ古典文学などで、古くから人々に親しまれてきたフジバカマ(キク科の多年生植物)は、都市化や環境の変化で激減、京都府の絶滅寸前種に指定されており、府内では、様々な住民団体や社寺などが、フジバカマの育成・保護活動を行っています。

 嵐電沿線に衣笠キャンパスがあり、2020年3月13日に京福電気鉄道と「協力・連携協定」を締結した学校法人立命館が運営する立命館大学では、SDGsの目標15にある「生物多様性の損失阻止」に向け、2020年に公益財団法人京都市都市緑化協会からフジバカマの苗を譲り受け、衣笠キャンパスで栽培しています。

 一方の京福電気鉄道株式会社は、嵐電開業100周年(2010年3月25日)にあたり、緑豊かな駅と沿線地域づくりを目標に、沿線ボランティアの皆様と社員の協働で「嵐電沿線緑化プロジェクト」を立ち上げ、以来、駅構内への草花の植栽や沿線小学校での園芸教室開催などの活動をしています。

 立命館大学と京福電気鉄道は、こうしたそれぞれの取組みを両者のパートナーシップによってさらに拡充し、嵐電沿線地域の皆様にもご支援をいただきながら、「フジバカマ」を増やしていくプロジェクトに着手しました。

 2021月5月22日(土)、立命館大学衣笠キャンパスで、もとの茎から節ごとに切り分けてポットに植えて苗を増やす「挿し芽」と呼ばれる作業を行いました。

立命館大学衣笠キャンパスでの挿し芽の様子 地域の子どもたちも参加してくれました

 
 この日は好天に恵まれ、地域の子どもたちや大学生と一緒になって土に触れ合い、およそ900本の挿し芽が完成しました。

 
 7月3日(土)には、順調に育ってくれた挿し芽をプランターへ鉢替えする作業を行いました。 今回使用するプランターは「消防ホースバケツ」。過酷な使用の痕跡が残された廃棄消防ホースを素材にした、ちょっとポップでタフなバック型プランター。

 暑さ寒さ対策のための植物の移動にも適し、適度な保水・排水性もあり植木の苗・草花・ハーブや野菜の栽培にも使え、植物にも環境にも優しいサステナブルな園芸資材として活用できるものです。

今回使用した「消防ホースバケツ」は右京消防署から提供していただいた資材で製作
ホースバケツをプランターにして全部で90鉢が完成

 
 鉢植えとは別に、7月17日(土)には嵐電北野線の宇多野駅上りホーム・妙心寺駅上りホームに、フジバカマを地植えしました。たくさんの駅に植えたいのですが、フジバカマは湿地帯や湿った川原の堤防などに生息する植物であるため、地植えできる駅は限られてしまいます。

宇多野駅の植栽作業にも地域の皆様、立命館大学の学生さんなどが参加


 フジバカマの開花時期は10月上旬頃、これからの成長を楽しみに見守りながら、引き続き地域の皆様と緑豊かな駅・まちづくりに取組んでいきます。

越前松島水族館は希少昆虫「シャープゲンゴロウモドキ」の展示を始めました。

2021.06.30

 
 福井県坂井市にある越前松島水族館(三国観光産業株式会社の経営)では、絶滅危惧IA類である「シャープゲンゴロウモドキ」の飼育・繁殖に2012年から取組み、安定的な繁殖へ繋げています。
 

 一度は絶滅したと考えられていた日本固有種の「シャープゲンゴロウモドキ」は、その後、石川県・千葉県で生息が確認されましたが、「環境省レッドリスト2020」(環境省などが作成している、絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)で、生息地に「福井県」が明記されたことをうけ、越前松島水族館では2021年6月23日から、特別展示を開始しました。

 
 展示初日には地元の雄島小学校の児童を招き、「シャープゲンゴロウモドキ」の生態の説明に合わせ、水族館が希少な生物を保護・育成し野生に放すことで絶滅を防ぎたいと考え取組んでいることなどを説明し、希少淡水生物コーナーの生き物たちを実際に観察していただきました。

越前松島水族館の「シャープゲンゴロウモドキ」
展示水槽の「シャープゲンゴロウモドキ」を観察する児童の皆さん

 
 越前松島水族館では、このほかにも水で暮らす生物の保護や繁殖にも取組んでおり、主な活動を水族館の公式ホームページの「繁殖活動 調査保護活動」のコーナーで紹介するなどして、多くの皆様に希少生物などの保護に対するご理解を深めていただきたいと考えています。

嵐電北野線は全駅でバリアフリー対応が完了しました。

2021.05.20

 嵐電「帷子ノ辻駅」のバリアフリー対応工事が2021年5月20日(木)に竣工、これにより嵐電北野線(帷子ノ辻~北野白梅町間。帷子ノ辻駅を含め10駅)は全駅でバリアフリー対応が完了しました。

 これまで北野線では、撮影所前駅の新設によるJR嵯峨野線太秦駅との乗継利便性の向上、北野白梅町駅のリニューアルによる京都市バスとの結節機能の強化、各駅のバリアフリー対応など、交通ネットワークの強化と、より安全に安心してご利用いただける駅施設づくりを進めてきました。

 帷子ノ辻駅は長い間、駅窓口が地下にあり、ホームとホームの間の移動も地下通路を使用していましたが、2011(平成23)年3 月、構内踏切整備等により、ホーム間移動の段差解消・乗継円滑化を図りました。
 加えて今回の工事で、車両との段差解消や視覚障がい者誘導用ブロック設置等を行い、バリアフリー対応が完了しました。

 今後は、嵐山本線の各駅でバリアフリー対応工事を行い、より安全にご利用いただける駅を目ざしていきます。

バリアフリー対応工事が終了した帷子ノ辻駅ホーム
ホームの高さを上げ、車両との段差を解消
内方線付き点状ブロック(従来の「点字ブロック」の突起に加え、線でホームの内側を示し、線路側への転落を防ぎます)を設置

坂井市×ケイカン交通のオンデマンド型交通実証実験

2021.05.07

 ケイカン交通株式会社は、2021年5月10日(月)~2022年3月31日(木)の期間中に坂井市(福井県)が開始したオンデマンド型交通の実証実験に参加し、市より運行業務と配車受付業務を受託することとなりました。

 オンデマンド型交通とは、予約型の乗り合い交通手段のことです。
 電話やスマートフォンのアプリで事前に予約、その内容に応じて時間や運行ルートを決定しますので、特にご高齢などの理由で自動車が運転できないのに、公共交通機関が整備されていない地域にお住まいの皆様の、日常生活での利便性向上に期待が集まっています。

 坂井市でのオンデマンド型交通実証実験について、 詳しくはこちら をご覧ください。 

磯部コミュニティセンターで開催された出発式で、実証実験開始を祝ったテープカットの様子

御室仁和寺駅の「御室桜」が開花しました。

2021.04.01

 嵐電北野線の御室仁和寺駅に昨年春に植樹された御室桜が、4月1日に初めて開花しました。

開花した御室仁和寺駅の「御室桜」


 この御室桜は、御室仁和寺様から寄贈され、昨年2020年2月29日に御室仁和寺駅の北野白梅町方面行きホームの緑地帯に植樹されたものです。

2020年2月の植樹の様子。総本山仁和寺の吉田正裕執行長(右)と京福電気鉄道の大塚憲郎社長(左)



 仁和寺境内の「御室桜」は、1646年に行われた仁和寺の伽藍再建の際に植えられたと伝えられ、背が低く人の視線の高さで花見ができ、遅咲きで京都の春の最後を彩る桜、として知られていますが、樹齢360年を超えることから樹勢が衰え、特徴である八重咲きも先祖帰りにより一重咲きになることが多く、本来の景観が失われることが懸念されています。

国の名勝に指定されている仁和寺境内の「御室桜」。今後の保全が課題に。


 そこで仁和寺では2007年から、行政・大学・企業等との協働で「御室桜研究プロジェクト」に取組み、組織培養による苗のクローン増殖に関する研究開発を進め、2012年2月に植栽可能な大きさに成長した培養苗を仁和寺境内に植栽、八重咲きでの開花にいたりました。

 御室仁和寺駅に植樹され今回開花した桜は、この組織培養苗から成長した御室桜です。

 自然豊かな北野線沿線をテーマに、御室仁和寺駅は特に緑化活動で力を注いできた駅のひとつです。
 多くの人々のパートナーシップと科学の力でよみがえり、御室仁和寺駅にやってきた御室桜を、これからも大切に見守っていこうと思います。

京都バス MaaS(Mobility as a Service)への取組み

2021.02.04

 京都バス株式会社は、2020年10月27日(火)~2021年1月31日(日)、大原・八瀬、鞍馬・貴船などの洛北エリアへの 観光客の分散化を目指した実証実験「奥京都 MaaS」に参加しました。

 Web上で、洛北エリア内を周遊するモデルコースを観光客に「分かりやすく」提案するとともに、「おトクで便利な」鉄道・バスの特典付き企画乗車券及び飲食チケットを販売するほか、デジタルスタンプラリーを展開するなど洛北エリアでの周遊を「楽しく」促進することを図りました。

2020年度の取組み「奥京都MaaS」

※MaaSとはマイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を1つのサービスと捉え、シームレスに繋ぐ新たな移動の概念。
 スマートフォン等のMaaSアプリにより、出発地から目的地までの経路や発着時刻、所要時間、利用料金を一括して検索・予約・決済できるようにすることで、快適で効率的な移動循環創出、人の移動の最適化が期待される。

小学生向け安全教室「嵐電教室」を実施しました。

2020.12.09

 日本を代表する観光都市・京都市では、交通渋滞を緩和し、環境負荷を減らそうと「歩いて楽しむまち・京都」をテーマに、公共交通機関の利用促進に取組んでいます。

 京福電気鉄道株式会社は、京都の子どもたちには、幼いころから公共交通機関に親しみ、安全に使いこなせるようになってほしいと願い、2015年から毎年11月の「踏切事故防止キャンペーン」の時期に合わせ、西院車庫に沿線の小学校の児童を招待し、安全教室「嵐電教室」を実施しています。

 「嵐電教室」では、踏切の安全な渡り方を本物そっくりのミニチュアの踏切を使って体験したり、ふだん目にすることのない電車の運行管理やメンテナンスの仕事の現場を見学したり、車内でのマナーを学んだりといったメニューを、毎年少しずつ内容を変えながら手作りで実施しています。子どもたちの疑問に嵐電スタッフがお答えする「質問コーナー」も人気です。

 今年は新型コロナウイルス感染症のため、実施するかどうかを含め小学校と慎重に検討しながら、例年より少し遅い12月9日(水)、できる限りの感染対策を実施した上で、御室小学校の児童61人の参加で「嵐電教室」を実施することができました。

西院車庫に集まった御室小学校の児童たち。今年は警察の皆様もお手伝いしてくださいました。

電車に乗ったままの洗車体験では、この日一番の歓声があがりました。


 感染防止のため、メニューも時間も例年より大幅に縮小しての「嵐電教室」でしたが、子供たちはマスクの下に元気いっぱいの笑顔。
 
 これを機会に公共交通機関や嵐電にさらに愛着を持って、安全に利用していただけるよう願っています。